突然やってきて普段の生活を崩す寝違え。
「変な寝方したのかなぁ・・・」「枕があわないのかなぁ・・・」何はともあれすっごく痛い💦
寝違えが起きたらどう対処しますか?
そもそも寝違える原因はなんでしょうか?
- 寝違えってなに?
- 寝違えてしまう原因
- 寝違えてしまったら
現役セラピストの筆者が、自身とサロンのお客様の寝違え経験の対処法で効果のあったものをお伝えします!
寝違えってなに?
寝違えも普段の首肩の凝りも、痛くて辛いのには変わりありません。
しかし、経過は異なります。
<寝違え>
- 突然現れる激痛
- 首を動かすことがとても辛い
- 重症だと全く首が動かせない
- 自分のくしゃみや咳の振動も痛みに響いてしまう
- 痛みのある側の腕や肩を動かすのも響いてしまう
- 症状の度合いで完治まで1日から14日程
<首肩の凝り>
- 日によって差はあるけれど割といつも痛い
- 動かせるが首を回すと痛い
- 痛みのある側の腕や肩を動かすと痛くても気持ちがいい
- 完治の目途はぜんぜん見えない
大きな違いは、
寝違え=捻挫と同じで筋肉が炎症を起こしている状態
凝り=血流が悪く筋肉が凝り固まっている状態
炎症の有無が大きなポイントですね。
寝違えてしまう原因
寝違えてしまった時に、みんな真っ先に疑いをかけるのが枕ではないでしょうか?
筆者もセラピストの仕事につくまでは、酷い寝違えを味わうたびに枕を買い替えていました(笑)
もちろん、いい睡眠の為には自分にあった枕選びは大切です。
しかし、布団に入ってから起きるまでずっと同じ体制の人(寝相の良すぎる人)は少数だと思います。
ついでに、寝相の話をすると寝相は悪いくらいの方が身体にいいのです。
ずっと同じところばかりで身体を支えていたら血流がわるくなってしまいます。
なので、一晩のうちに右向いたり左向いたり上向いたり、と色々な体制をとっている方がどこかしらが圧迫されっぱなしにならずに済みます。
話は寝違えに戻りますが、寝違えは筋肉の炎症です。
最後の引き金として、
- 酔っぱらって変な体制で寝てしまった
- 身体が疲れていて大した寝返りも打てずに爆睡してしまった
- いつもと違う枕で寝たら首がおかしくなってしまった
など、「もしかしてアレが原因かなぁ」と思うことはありますが、すべての原因は実は首肩のコリの放置が大きく関係しています。
一言で、「首肩のコリの放置」と書きましたが、凝ってしまうには段階があります。
血流の悪さ・リンパ液の流れの悪さからコリが発生するので、寝違えの予防にはコリを放置しないことがまず第一です。
寝違えてしまったら・・・
寝違え=炎症が起きている
ということは、発症後48時間は患部は押したり揉んだり温めたりしてはいけません。
炎症が起きている急な痛みへの対処法は冷やすという対処が一番です。
急な痛みに関してはこちら👇
[blogcard url="https://chickladybug.com/gikkurigoshi-hayaku-naosu-houhou-taisho/"]
とはいっても、一刻もはやくどうにかして欲しい寝違えを冷やして炎症が引くのを待つというのは拷問ですね💦
<少しでも早く楽にするには?>
ここで活躍するのは肩周りのリンパ節です。
脇の下と鎖骨の下にはリンパケアの施術でも重視されるリンパ節があります。
- 腋窩リンパ節(脇の下)
- 鎖骨下リンパ節(鎖骨の下)
この2箇所を流してあげると疲労物質などがリンパ節で濾過され、寝違えの痛みが軽減し治りも早くなります。
<2箇所のセルフリンパ流しケア>
- 軽く握りこぶしをつくる
- こぶしの第二関節の骨で反対側の脇の下と鎖骨の下のリンパ節を軽くゴシゴシこすります
※右手で拳を作ったら左側のリンパ節をゴシゴシということ。
服の上からでもOKですが、ベビーオイル等で滑らかにすることで皮膚への負担が軽減されます。
[amazon_link asins='B07HKS5SH7' template='ProductCarousel' store='chickladybug-22' marketplace='JP' link_id=' a1634718-763b-4622-a0b3-d0800b47f6a1']
季節の変わり目など首肩の凝りがいつもより辛い時には、寝違えなどの辛い状態を引き起こす前にセルフリンパ流しケアを習慣にすることが1番の予防になると思います。
筆者は、毎晩のお風呂で身体を洗う際に一緒に2箇所のリンパ流しケアをついでに行なっています。
1日の流れのついでに組み込むと、面倒な気持ちにならず忘れずに取り入れられますよ٩( 'ω' )و
しっかり流してぐっすり眠って、新しい朝をいい状態で迎えましょう(*'ω'*)