近年人気の骨盤矯正。
町の整骨院やカイロプラクティックサロンなどで、「骨盤矯正やってます」的な宣伝をよく見かけます。
なぜ骨盤がということになるのか?
それは普段の自分自身の姿勢と身体の使い方の現れです。
現役セラピストである筆者が、自身とサロンのお客様に効果のあった方法をお伝えします٩( 'ω' )و
もくじ
骨盤とは具体的にどこを指すか
一言で「骨盤」と言い表しますが1つの骨ではないんです。
虫の「蝶」の身体を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
- 蝶の羽のような左右にある「寛骨」
- 蝶の身体のような真ん中にある三角の「仙骨」
- 仙骨の下にある「尾骨」
大まかに、この3つの骨の部分をまとめて「骨盤」と言っています。
骨盤の役割
骨盤は私たちが二足歩行で居られる為の重要な役割を果たしています。
- 内臓を守る
- 内臓を支える
- 上半身を支える
- 座った時に上半身の土台となる
- 上半身の筋肉と下半身の筋肉のつなぎ目になっている
- 身体の重心になっている
骨盤が無かったら、内臓は下に落っこちちゃいます💦ホラーですね💦
それに、骨盤が無かったら座ることが出来ません。
上半身全部の重さを全部受け止めてくれる骨盤は相当な負荷を担ってくれています。
骨盤が歪むってどうゆうこと?
よく、「骨盤が歪んでいる」という表現を見聞きします。
しかし、実際骨盤自体が歪むということはほぼないと言えます。
なぜなら、骨盤の寛骨と仙骨のつなぎ目の「仙腸関節」は他の関節のようには動きません。
ほとんど動かずに動くのはほんの数ミリなんです。
それに、そこが普通よりも柔らかくなり動かされるのは出産のときだけです。
骨盤が歪むって嘘!?
骨盤の高さの左右差や前後差の原因は骨盤周りの筋力バランスの差なのです。
骨盤に左右差が生じるのはなぜか?
実際、筆者のサロンのお客様でも骨盤の寛骨(蝶の羽の部分)の高さが違う人は沢山います。
その場合ほぼ100%足の長さにも違いがあります。
しかし、お尻の筋肉やももをしっかりほぐしてあげると寛骨の高さも足の長さもほぼ同じになります。
・・・が、しかし、次回いらっしゃった時にはまた足の長さや寛骨の高さの差がある状態に・・・
それは、左右の筋力の差と骨を支えている筋肉が凝り固まってしまう為です。
骨は筋肉で支えられているので筋肉の付き方に左右されます。
下半身の筋肉バランスを崩す行動
- 片足重心
- 足の裏をしっかり使えていない歩き方
- 座っているときにいつも同じ足の組み方
- カバンをいつも同じ肩にかけて歩く
この4つは、実は上半身にも影響しますが下半身にとって大打撃・・・
かといって急にそれらを正してみたものの、しっくりこない、歩きづらい・・・と感じると思います。
しかし、少しづつでも意識して改善していかないと未来の身体も変わらないのです。
特に片足重心は骨盤周りのバランスを崩す大きな原因になります。
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お尻のコリを撃退して骨盤美人
普段の身体の使い方プラス、気を付けたいのがお尻のコリです。
案外お尻の筋肉が凝ることは知られていないようです。
しかし、お尻の筋肉が凝ると腰痛や冷え等を引き起こすので要注意です!!
お尻のコリ撃退法
- 股関節を回す
- 階段を一段抜かしで登る
- 大股で歩く
- 腿上げ運動をする
など、とにかく大きく動かしてあげることが手っ取り早いです!
そして、動かしたあとは前ももを特にストレッチしてあげることが腰痛防止の面でも大切です。
少しの努力の積み重ねで未来の身体は確実に変わります!!
ずっと元気でカッコいい身体で居たいですね(^_-)-☆