「頭痛い・・・はぁ~しんど・・・」
誰しも一度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか?
ちなみに私は俗に言う頭痛持ちなので、「今日は100%元気モリモリ!」という日は1か月のうちの数日だったりします・・・
そんな厄介な頭痛の治し方と効果的なツボと押し方について現役理学療法士さんにお話ししてもらいました!
↓理学療法士さんのお話し開始↓
頭痛で悩んでいる人が今や日本人の4人に1人はいます。(病院にかからないで我慢してしまう人も結構いると思いますので実際にはもっと多いかもしれませんね💦)
そして、私が考える頭痛で一番問題なことは、
痛みによって自分の生活の質が下がってしまうこと!
例えば、
・友人と皆で楽しく食事をしているときに、頭痛がやってくるとせっかくの楽しい時間に気分がマイナス。
・仕事で集中したいのに頭痛がすると、痛みにも意識がむいてしまい、作業効率が下がってしまった。
・家でのんびり過ごしたいのに頭痛が気になってゆっくりできなかった。。
・毎朝頭痛がやってきて気持ちが重たくなった。 など
これでは、楽しい時間や充実した時間を過ごせるはずの事でも、頭痛というマイナス要素のせいで本来よりも気持ちはグッと落ち込んでしまいます。
とりあえずこの痛みさっさと簡単に早く治って欲しい!
きっとほぼ全員の方がこの意見だと思います。
もちろん私もです!
頭痛と一言で表していますが、痛みの程度などは人それぞれだったり、同じ人でもその時その時で差がありますね。
※中には本当に危険な頭痛もあるので、状態によっては病院に行く事も視野に入れておいてくださいね!
自分の頭痛を理解しましょう
とはいっても頭痛のタイプは色々なので、大きくまとめてお話ししますね。
まず、頭痛には病変がない一次性頭痛と、何らかの病変がある二次性頭痛があります。
<一次性頭痛>
一次性頭痛は主にストレス、首・肩のこり、睡眠不足、生活習慣の乱れなどから生じるものです。
女性がよくなることが多い片頭痛や頭が重かったり、締め付けられるような圧迫感を感じる頭痛はこちらになります。
<二次性頭痛>
二次性頭痛の場合、命に関わる危険性もあるので病院で検査を受けてください。
具体的な特徴としては、
・突発的に起こり、今までに経験したことがない痛み
・感染による頭痛
・頭を激しく打ち付けた後の頭痛
・頭痛で意識障害が起こる など
あくまで一例ですが、こんなときは早めに病院へ行ってください。
一次性頭痛を撃退するツボ
「ツボね!分かった!押す押す!」な~んて押せばOK!とツボについて誤った考え方をしている方が多いように思えます。
例えば・・・
・ツボの場所知っているけど、全然効果がない
・ツボってとりあえず何秒か押していればいいんでしょ
・ツボって色んな場所にあるから全体的に押せば良いや
上の3つの考え方は、理解していないに等しい回答です。
たとえツボの場所を知っていたとしても、押し方や感覚について理解しておかないと分からないまま、ケアしていくことになります。
せっかく頭痛を改善しようとここまで読んでいるのにそれはもったいないですし、誰もハッピーじゃありません💦
そこで、ツボ押しのポイントについてお伝えします。
<上手にツボを押せるには?>
実践するときは、この手順で行ってみてください。
①ツボの大体の位置を把握したらつまむ・押します。そこで鈍い痛みや硬いしこりがあるかチェックしてください。もし、何も感じないようであればその場所は問題なしと解釈してください。
②見つけたツボに対して、押していきます。(頭の場合、少し強めに頭の中心に向かってジワーと押していきます。)
③問題のあるツボの箇所というのは、基本的に血流が悪くなっていたり、筋肉が緊張しています。なので、5~10秒ほど押したら、5~10秒今度は指を離して解放してあげてください。それを3~5回程度繰り返します。
※注意点としては、ツボを押しすぎてしますと、逆に組織を圧迫しすぎてしまい血流を悪くしてしまうので避けましょう。
ツボ押し実践!頭痛撃退オススメのツボ5選
ツボの押し方は理解できましたか?
では、いよいよ実践編です。
頭に関するツボはなかなか量があって、やってみるにも時間はかかるし結局どれも分からずに終わってしまう結末になりかねません。
そこで今回は、私が実践してみてより効果が得られた場所と多くの方に効きやすい場所に絞って5つ紹介します。
①風池(ふうち)
・場所:後頭部の髪の生え際を両手で外側にたどっていくと角張った骨があります。そのくぼみで痛みやしこりを探します。
・やり方:両手で頭を支えるようにもち、親指で骨を押し上げるようなイメージでやや斜め上方向に押していきます。
②天柱(てんちゅう)
・場所:首の骨をたどっていくと、髪の生え際にたどり着きます。そこから両方の首筋のすぐ外側までたどり、頭蓋骨の下のくぼみでいたみやしこりを探します。
・やり方:両手で頭を支えるようにもち、親指で骨を押し上げるようなイメージでやや斜め上方向に押していきます。
③率谷(そっこく)
・場所:耳たぶの一番高いところのやや上あたりで痛みを探します。
・やり方:中指をツボにあて、頭の中心に向かって押していきます。
④太陽(たいよう)
・場所:こめかみの部分です。具体的に目尻と眉尻を結んだ中間点から指2本分外側あたりで痛みを探します。
・やり方:中指をツボにあて、頭の中心に向かって押していきます。
⑤陽白(ようはく)
・場所:眉毛の中心から指1本分上あたりで痛みを探します。
・やり方:中指をツボにあて、頭の中心に向かってやや斜め下方向に押していきます。
今回ご紹介した5つのツボは、頭痛の原因となりやすい目や首の筋にもアプローチしてくれるので、実践したら頭がスッキリした感じになることでしょう!!
頭痛で悩んでいる方、少しでも痛みで悩む時間を減らしたい方、頭痛の家族や友人を助けてあげたい方、この即戦力テクニックで快適な日常生活を手に入れてください!
↑理学療法士さんより↑
いかがでしたか?♪( ´▽`)
5つのツボを実践できるようになると、頭痛の辛さと戦う事が少なくなります!
辛い頭痛を撃退して、笑顔の多い毎日を(๑╹ω╹๑ )