胃腸の調子はちょっとしたことで崩れることがありますね(⌒-⌒; )
天候やストレスや飲み食いした物など・・・
引き金となるものは日常のいろいろなところに潜んでいます。
そんな繊細だけれども、健康維持に重要な胃腸を強くするお話を、現役理学療法士さんに教えてもらいました!!
すでにご存じの方もいるかもしれませんが、腸は第2の脳とも呼ばれただ単に食べたものを消化しているわけではないのです。
実は、腸は消化の役割はもちろんのこと、代謝や免疫機能を高めたり、メンタルにも影響を与えていたり、若々しい肌作りや体質、見た目作りにも大いに関係しています。
ここで、簡単にあなたの腸内環境をチェックしてみたいと思います。
・便秘が続いている
・下痢が続いている
・便の臭いがくさい
・よくめまいがしてしまう
・頭痛が多い
・体温が低い
・肥満体型な体質
・アレルギーが多い
・生理不順が続いている
これらの項目にどれくらい当てはまりましたか?
当てはまる項目が多ければ多いほど、あなたの腸内環境は悪いです。
これから説明していきますが、腸内環境というものは、良ければ良い連鎖ができるのですが、悪ければ負の連鎖が続いてしまいます。
特に、現代の日本人の腸内環境はかなり悪いと言われていますので、この記事で自分の腸内環境を整えて、不調で悩む時間を少なくしてほしいです。
そこで今回は、
1.腸内環境って何?
2.腸内環境が乱れる原因
3.腸内環境を改善する食べ物
についてまとめましたので、参考にしてみてください。
腸内環境って何?
いきなり腸内環境が悪いと言われても、何が良くて何が悪いのか分からないかもしれませんね。
聞いたことのある言葉も出てくると思いますが、役割や意味をここでしっかりと整理してみて下さい。
知らない方は、ここで簡単に腸内環境を理解し、知っている方は復習として読んで下さい。
まず、人間の腸内には約数百種類の腸内細菌がいます。
その腸内細菌を大きく3つに分けると、
・善玉菌
・悪玉菌
・日和見菌 になります。
<善玉菌>
腸内の活動を活発にして、消化吸収の促進や体内の毒素を排出してくれます。また、ビタミンを作る働きを助けます。
<悪玉菌>
腸の働きが鈍くなり、くさいおならや便が出たり、便秘や下痢を起こしやすくなります。
<日和見菌>
善玉菌と悪玉菌の中間に位置していますが、非常に腸内環境にとって重要な働きをしてくれます(これから説明していきますね)。
これらの菌が体内の比率として、善玉菌2:悪玉菌1であることが理想です。
日和見菌は?と思うかもしれませんが、日和見菌の比率は7です。
そして、この日和見菌は、万能な性質を持っていて、多い菌の味方になります。
つまり、体内に善玉菌が多ければ、善玉菌に作用して、悪玉菌が多ければ悪玉菌に作用するので、日和見菌を味方につけるとつけないでは雲泥の差になってしまいます。
まとめると、あなたの腸内環境が良いか悪いかというのは、体内に悪玉菌よりも善玉菌をいかに持っているかで決まります。
腸内環境が乱れる原因
冒頭でも述べましたが、現代の日本人の腸内環境はかなり悪いと言われています。
実際に、日本人の大腸がんの人数は年々増加していることからも読み取れます。
では、腸内環境が乱れてしまう原因は何なのでしょうか?
ちなみに、腸内環境が乱れるということは体内に悪玉菌の比率が高い状態、とここでは定義しますね。
大きな原因としては、
・偏った食事
・不規則な生活
・ストレス
・運動不足 などとされています。
中でも、特に悪玉菌を増やす原因なのが食事です。
今の日本は、昔の日本とは違って食が欧米化し肉中心の食事やファストフードが主流になっていて、動物性のタンパク質や脂質を多く摂っています。
それに、スナック菓子や食品添加物を使用する食品が本当にたくさんあります。
個人的に食べるなとは言いません。
私自身も肉は好きですし、お菓子だって食べたくなる時もあります。
ただ、これらは善玉菌にとっては、迷惑行為です。
なので、皆さんには食べ過ぎや偏った食事を減らし、これから説明する善玉菌が好きな食べ物を今後は意識して食事をしてもらいたいです。
補足:不規則な生活、ストレス、に関しても参考にしてみてください。
腸内環境を改善する食べ物
では、善玉菌が好きな食べ物とは一体何なのでしょうか?
簡単な話、悪玉菌が好まない食べ物!と言ってしまえば正解に近いのですが、それではあまりにも不親切な回答ですので、具体的に説明していきます。
善玉菌は、食物繊維・乳酸菌・ビフィズス菌などを好みます。
効果的な食べ物としては、「まごはやさしい」と覚えておくと、理解しやすいですよ!
ま=まめ
ご=ごま
は=わかめ
や=やさい
さ=さかな
し=しいたけ
い=いも
また、発酵食品で
・納豆
・みそ
・ヨーグルト
・チーズ
・キムチ など
他には、玄米などの穀物類も良いです。
あなたはこれらの食事はしっかり摂れているでしょうか?
※仮に摂れていたとしても、比重が少なかったり間食でスナック菓子が多いと悪玉菌がどんどん喜んでしまいますから注意してください。
善玉菌が喜ぶ食べ物を食べやすいようにアレンジしてみると、より楽しく腸内環境の改善に取り組めると思います。
最後に、重要なことは「無理せず楽しく」です。
普段の生活の中で、少しずつ善玉菌が働きやすい環境を整えていくことが、私はあなたの腸内環境を良くする近道だと思っています。
その第一歩として、私の記事で腸内環境について知った皆さんは、着実に健康的な体質に近づいたことでしょう!
いかがでしたか?(^-^)
合言葉は「まごはやさしい」ですよ〜!!!
・・・しいたけかぁ・・・・・・・(~_~;)
どうしても味と匂いと食感が・・・
ま、まぁそれ以外で頑張ろうっと!!(⌒-⌒; )
そうなると、「まごはやさい」になっちゃう・・・∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!