アロマテラピー

アロマセラピーの効果は本物のエッセンシャルオイルが鍵!アロマオイルは精油じゃない!?

 

 

アロマやアロマテセラピーという言葉が以前よりも耳にする機会が増えてきました。

ドラッグストアーに行くと、柔軟剤や芳香剤など様々な商品にアロマと書いてあるものが目につきます。

 

 

 

良い香り=癒しなので、癒しや安らぎを求める人が増えアロマセラピーが生活の一部になってきているのかもしれませんね(*^_^*)

 

 

「アロマ=小瓶に入ったいい香りの物」というイメージがありますが、巷で売られているものは全てアロマセラピーに使用できるとは限りません。

 

  1. アロマセラピーって何?アロマテラピーとは違う?
  2. 精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違い
  3. 精油と人間の関わり
  4. 本物の精油の見分け方

現役セラピストである筆者が、サロンの施術でも使用するアロマについてお伝えします。

 

1.アロマセラピーって何?アロマテラピーとは違う?

 

アロマという言葉は馴染んできましたが、実際にアロマとは何なのでしょうか?

アロマセラピーとアロマセラピーという言葉がありますが、実際には同じことを指しています。

英語表記ではどちらもAromatherapyです。

 

<アロマセラピーとは?>

精油(エッセンシャルオイル)を使用し、芳香や塗布によって体内に取り入れ様々な効果を与えます。

 

芳香→アロマディフューザーで空気中に拡散したり、精油をダイレクトに嗅ぐなど

塗布→ホホバオイルなどのキャリアオイルで精油を希釈し、直接肌に塗るなど

 

日本ではこの2つの方法が主なアロマセラピーの使われ方です。


海外では、医療現場で治療行為としても精油が使われています。

例:フランスでは医師によって精油が処方され、芳香・塗布だけでなく、飲用されています。

※飲用が認められている精油のみ使用料も的確に処方されるもので軽々しく真似て飲用してはいけません。

 

 

2.精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違い

我が国日本でもなじみになってきたアロマですが、色々な店舗でさまざま製品が出回っています。

精油ではないものもあるので違いを見ていきましょう!

※容器の形状も似ていたりするので一見わかりずらいものもありますが中身は別物です。


<精油(エッセンシャルオイル)>

精油(エッセンシャルオイル※以下精油)とはどうゆうものなのでしょうか?

植物の花・葉・幹・根・果実などを蒸留器にかけて、その蒸気を冷やして抽出したオイルが精油です。

 

100%天然の植物のみで構成されているものでないと、「精油」「エッセンシャルオイル」と表記できません。

(ちなみに、その時に分離された副産物が「フローラルウォーター」)

 


<アロマオイルやポプリオイル>

精油と似た小瓶で売られているケースをよく目にしますが別物です。

 

  • 100%天然ではない
  • 人工香料が入っている
  • アルコールなどが入っている

・・・という状態なので、

「アロマオイル」や「ポプリオイル」という表記になります。


精油は混じりっけなし100%天然成分のみ

 

アロマオイル等は色々混ざっている

 

ということです。

 

 

自律神経を整えるなど目的をもって身体に直接作用するアロマセラピーには本物の精油を使って安全に使用することがとても大切です!!

 

 3.精油と人間のかかわり

 

精油は人間の暮らしに紀元前から使用されていました。

 

「古代エジプトで病気の治療やミイラ作りにも使われていた」という記録が一番古いそうです。

 

 

12世紀末のヨーロッパで疫病が流行したときには、「町中をハーブで燻蒸消毒をして疫病拡大を防いだ」という記録もあります。

 

 

さらに「エッセンシャルオイルに関わる仕事の人々には疫病にかかった人が居なかった」「お医者さんが自分が感染しないように、首からエッセンシャルオイルを下げて予防していた」という記録もあります。

 

 

人間は随分昔からアロマのお世話になっていたのですね(๑╹ω╹๑ )

 

 

 4.本物の精油の見分け方

 

精油もアロマオイルも似たような小瓶ではありますが間違えてはいけません・・・

 

<表記の違い>

品名

「精油(エッセンシャルオイル)」

「アロマオイル」

「ポプリオイル」など

 

 

成分表示

「アルコール」等が書いてあるものは精油ではありません。

 

 


 

<厳しい管理のもと製造された精油>

  • 名称
  • 成分
  • 使用期限
  • 原産国
  • ロット№

これらがバッチリ明記されています。

 


精油はなぜアロマオイルなどと比べて高価なのかは純度100%だからです。

1滴の精油(おおよそ0.05ml)に、たくさんの原材料が使われています。

例:ローズの精油1滴に対し、バラの花びら50本分

 

これだけ濃厚な精油なので値段も高くなるのも納得ですね!

 

 

 

余談ですが、混じりっけありのアロマオイル。

これはこれで、お部屋の香りづけや下駄箱のにおいとりなど香りを楽しむだけの目的としての使用には安くてお手頃です!

しかし、同じ名前の商品でも、本物のエッセンシャルオイルとは香りも全然違うので悪しからずm(__)m

 

せっかくアロマテラピーを取り入れても、効果がイマイチ(⌒-⌒; )と悲しい思いをしないように精油は本物を見極めてくださいね٩( 'ω' )و

素敵な香りで素敵な毎日を!!♪( ´▽`)
 

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