最近、風邪が流行っています。
私の母が罹り、私が罹り、先日は次女が罹り、
現在進行形で長女が風邪をひいています。
みんな症状が似ていて、咳と鼻水鼻づまりが主です。
色んなシーンでみられる鼻水、
かんでもかんでも出てくる鼻水、
今日は鼻水のお話です。
鼻水ってなにで出来ている?
鼻水、って色んなシーンで出ますよね。
- 風邪の時
- 花粉症
- 泣いたとき
- 寒い時
- 寒い場所から暖かい所に行ったとき
などなど、具合が悪い時もそうではない時も出現します。
花粉症の時や風邪の時は、
かんでもかんでも後からどんどん出てきます。
こんなにかんでもまた・・・
と鼻はヒリヒリゴミ箱はいっぱい、
これってどこから出て何で出来てるの?
と思ったこと、1度はあると思います。
鼻水の正体は、
鼻の奥の粘膜と毛細血管から出る分泌液
結局は毛細血管内の水分という事です。
鼻水の2つの役割
鼻の奥から分泌される鼻水ですが、
鼻の手前には、鼻毛があります。
「鼻毛切りすぎて風邪ひいた」
なんて話もたまに耳にしますが、
鼻毛がホコリなどから守ってくれていることはご存知の人も多いと思います。
鼻水の役割1つ目は、大気中のほこりや花粉やウイルスを、
鼻毛がキャッチ出来なかったものを鼻水がキャッチしてくれる
という役割を果たしてくれています。
2つ目は、空気は体温より低いので、
冷たい空気が肺にダイレクトに取り込まれて負担ならないように、
鼻水で加湿をして温度を上げて肺に送れるようにしてくれています。
鼻水って、ちょっとカッコ悪いような汚いような感じですが、
すごい役割を果たしてくれているんです(^^)/
そのことからも、口呼吸が良くないと言われる原因、
- ホコリやウイルスを体内に取り込みやすくなってしまう
- 体温よりも冷たい空気がダイレクトに入ってしまう
ということが分かります。
鼻水の色
鼻水って、そのときによって、色やねばねば感が違います。
透明、黄色、緑の3種類の違いを見ていきましょう。
<透明の鼻水>
花粉症の症状や、風邪の引き初めに、
透明のサラサラとした鼻水が出ることが多いですね。
これは、異物の侵入を感知して
「敵だ~守りに力を入れるぞ~!!」
と一生懸命に防御の体勢になってくれているからです。
<黄色の鼻水>
風邪の治りかけや、高熱の後に出ることが多いです。
これは、白血球とウイルスが戦って双方が死んだ残骸です。
結構、ドロッとネバッとベチャッと出ますね(;^ω^)
今回自分が風邪を引いた時も、
まぁ大量の兵士(白血球とウイルス)の残骸をドバッと出しまくりました。
「汚っっっ」と思いますが、白血球ありがとう!ですね(*^-^*)
<緑色の鼻水>
これは注意が必要な鼻水です。
緑色という事は、ほぼ炎症が起きてしまっています💦
緑色の鼻水を放置していると、
中耳炎にも繋がるので早めに耳鼻咽喉科に診てもらってください!!!
鼻水が出る、というのは決して悪い事ではないんですね(*^-^*)
目に見えて鼻水が出ていなくても、
常に鼻の奥で分泌されている鼻水。
どんなにイケメンor美少女の写真でも、
鼻水の落書きをすると途端に残念な雰囲気を醸し出します(笑)
でも、いつでも健気に鼻の奥で活躍してくれている鼻水。
長女が小さい頃は身体が弱くしょっちゅう病院通いでしたが、
その時にお世話になった小児科医の先生が
「鼻水垂れてるくらいの方がちょうどいいんだよ!
悪いのは入れないから!!」
とよくおっしゃっていました!!
鼻水の元になる水分をちゃんと摂って、
素敵な鼻水に守ってもらいましょう!!
ありがとう鼻水(*^_^*)