自律神経が乱れている、自律神経を整える、とよく耳にします。
自律神経が乱れていると身体に良くないということは漠然とでもわかりますね。
原因不明の不調は、「自律神経が乱れている」と言われることもあります。
そのことからも、自律神経は健康を左右する大きな役割があることがわかります。
- 身体の神経を知ろう
- 自律神経の影響
- 自律神経を整える呼吸法
- 自律神経を整えるのにもってこいのアロマオイル
現役セラピストの筆者が、アロマの有効利用と筆者の自立神経の乱れの経験を交えてお伝えします。٩( 'ω' )و
もくじ
1.身体の神経を知ろう
神経=感覚、という認識だと思いますが、もう少し掘り下げていきます。
<神経の伝達>
感覚や痛み等の刺激を情報として脳に届ける
↓
その情報を分析したりしてどうするか判断し行動する
例:熱いものを触った時にとっさに離すという、感覚→脳に伝達→行動
<身体の神経>
- 中枢神経
- 末梢神経
と大まかに2つに分かれています。
中枢神経(脳脊髄神経系)
- 熱い・冷たいなどの感覚を脳に届ける
- 物事の記憶をする
など、自分の意思も関わる神経です。
末梢神経(自立神経系)
- 痛みを感じる神経
- 身体を動かす神経
- 自律神経
こちらの自立神経系は自分の意思でのコントロールは難しいです。
2.自律神経の影響
自律神経が身体にどんな働きと影響があるのかをみていきましょう。
<自律神経が関わること>
- 呼吸
- 心拍
- 消化
- 循環
- 発汗
等に関わり、意思とは無関係に働いています。
脳や脊髄に司令塔になるものがあり、情報を送り指令を受けています。
意思とは無関係に働く自律神経にもちゃんと司令塔があるので、乱れてしまった自律神経を回復させることが出来るはずです!
3.自律神経を整える呼吸法
そもそも、自律神経が乱れてしまう理由はなんでしょうか?
<自律神経が乱れる理由>
- 温度差や気圧の変化などの身体的ストレス
- 我慢や苦痛をため込んだことによる精神的ストレス
- ホルモンの乱れ
- パソコンやスマートフォンのやりすぎ
- 身体の筋肉の凝りすぎや歪み
など、日常の色々なところに自律神経を乱れさせる要因が転がっています。
疲れもそうですが、自律神経の乱れも
その日のうちに改善できるのがベストですよね!!(*^-^*)
乱れてしまった自律神経を回復させる司令を出すには、まずはしっかりを体内に酸素を取り込むことが大事です。
酸素がしっかり取り込める呼吸は腹式呼吸です。
腹式呼吸は結構難しいところがあり、背中などのコリがある場合は呼吸自体がしづらく余計に難しいかもしれません。
誰でも簡単に腹式呼吸が出来るやり方はこちらを参考にしてみてください。
[blogcard url="https://chickladybug.com/kokyuu-asai-genninn-kaizen/"]
4.自律神経を整えるのにもってこいのアロマ
腹式呼吸に続いて、たったの0.2秒で効果のあるアロマの精油の力に頼ってみましょう!
<アロマの精油の1番簡単な芳香浴>
- ボトルから直接匂いを嗅ぐ
- ハンカチやティッシュに1滴垂らして嗅ぐ
- 空気中にディフューズする
というように鼻から吸うのが目的です。
匂いは、鼻の嗅覚から0.2秒で大脳に届くということがわかっています。
それも、自律神経や免疫、ホルモンに関わる大脳辺縁系にダイレクトにドーンと届きます!
一番お手軽なのは、精油の瓶の蓋を開けてゆっくり香りを吸い込んで終了♪
簡単すぎですね(*^-^*)
<自律神経を整えてくれる精油>
- ピリピリしている心には、ラベンダーやイランイランなどの香り。
- どうにも元気が出ない時には、ワイルドオレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の香り。
その時その時で、上手に取り入れてあげると良いです。
精油の面白くて難しいところなのですが、効果の程度や出方が人それぞれなのです。
A子さんの頭痛には、ラベンダーの香りが効いた。
しかしB子さんの頭痛には、ラベンダーはあまり効果なくペパーミントの方が合っていた。
なんてことも良くある話です。
実際に匂いを嗅いで、
「あ、この匂い好き」
「なんかスッキリする」
「元気が湧く」
「いい夢見れそう」
という自分にあったアロマオイルを見つけて味方になってもらうといいですね(^_-)-☆
ちなみに、筆者のお守り的精油は
- 元気が欲しい時は、ペパーミント、ワイルドオレンジ、ローズマリー
- 落ち着きが欲しかったり安眠したい時は、フランキンセンス、サンダルウッド、イランイラン
特にサンダルウッドが、心が穏やかになり筆者にとって1番のお守りです♪( ´▽`)
その日の自律神経の乱れはその日のうちに癒してあげて、また明日も元気モリモリパワフルにいられますように(^^)/