腱鞘炎になってしまった手首へのケアはどうしたら良いのでしょうか?
湿布?それともサポーター?
答えは両方です。
両方といっても正しい時期に正しい対処が必要です。
接骨院勤務経験のある現役セラピストが自身の経験を交えてお伝えします٩( 'ω' )و
もくじ
手首の腱鞘炎ってどんな状態?
手首の痛みやこわばり等の違和感を腱鞘炎と診断される方は多いようです。
腱鞘炎になった時って患部はどうなっているの?
腱鞘炎とは
腱鞘という腱の束の通り道が炎症を起こしている状態
腱鞘炎になるときは、その部位の使いすぎというケースが多いです。
手首の腱鞘炎の症状や原因
手首の腱鞘炎になる方は結構居ます。
どのような日常を送っている方が腱鞘炎を招きやすいのか、実際に接骨院に務めていた時にみられたケースをご紹介します。
手首の腱鞘炎になりやすいケース
- パソコン作業が多い人
- ピアノ等楽器の演奏者
- 赤ちゃんのお世話真っ只中の人
- 受験勉強の学生さん
- テニス等の手を使う運動をする人
- 同じような作業の繰り返しのお仕事の人
など、接骨院勤務時代の患者さんを思い起こしてみると上記のケースの方が多かったです。
腱鞘炎の自覚症状
- 手のひらが痛い
- 指先が動かしづらい
- 手首が痛い
という辛さを訴えていました。
そして、酷いケースは二の腕や肩の方まで痺れを訴えるケースもありました。
腱鞘炎の原因箇所
痛いところを押したり揉んだり引っ張ったりするとすこし痛みが和らぐ感じがあります。
しかし、大元の原因はそこではないことが多いのです。
そういった方は、ほぼ100%で違う部分に酷いコリやハリがみられました。
- 肩甲骨回り
- 二の腕
- 首肩
がパンパンになっています。
手首の腱鞘が炎症を起こすには、もっと上の腕や背中周りの凝りと血流の悪化が原因
の場合が多いです。
腱鞘炎になってしまった時の対処法
腱鞘炎=炎症が起きている状態
炎症が起きている場合の対処法
炎症が起きてから48時間は急性的な痛みの対処で患部の痛みを広げないように冷やしてあげる必要があります。
そして3日目からは保温と徐々に動かしていくという対処が大切です。
炎症が起きているかの1つの目安は他と比べて熱を持っていることです。
※しかし、感知できるほどの熱を持っていなくても炎症が起きていることもあるので注意!
まずはアイシングをし炎症を最小限に区止め、その後痛みがまだあるうちは湿布をして炎症を抑えるのもアリです。
腱鞘炎発症から3日目からは
3日目から徐々に動かしていくときには、サポーターやリストバンドで筋肉の補助や保温をしてあげると良いです。
痛みがある時は無理せずゆっくりね!
腱鞘炎を繰り返す場合
繰り返す腱鞘炎の場合は元となる原因個所(肩甲骨回り・二の腕・首肩)のコリやハリの対処が大切です。
よく腱鞘炎になってしまう方は、上記3箇所を整体等のマッサージでバッチリほぐしてもらうとかなり楽になります。
まずは自分でも腱鞘炎を招きづらい身体作り!
- ストレッチ
- 適度な運動で筋力UP
- 水分補給
- しっかりと呼吸
ということを意識して生活に取り入れてみてください。
それでも取り切れない疲労・自分では気づかない箇所などを整体やマッサージでほぐしてもらいながら現状の身体のどこを伸ばしたりすると良いのかアドバイスをもらうと良いです。
繰り返す腱鞘炎を、自分で防いだり、ここを伸ばすと良くなる、という風に自分である程度対処出来たら素敵ですよね(*^-^*)
日々のちょっとした身体への労りで未来の身体が大きく変わります!
その日の疲れはその日のうちにケアする習慣をつけて明日も素敵な笑顔で(๑╹ω╹๑ )