寒くなると現れやすい、肩こりや足のむくみ。
特に、女性に多く、
「夕方になると靴がきつい」
「ブーツが自分で脱げなくなる」
なんてケースもありますね💦
それは、リンパの流れが悪くなっていることが1つの原因かもせれません。
今日は、リンパの流れが悪くなると身体にどのような支障が起きるのか、リンパの流れを良くするにはどうしたらよいのかというお話です。
6か所のリンパ節
よく耳にする「リンパ」という言葉があります。
実際、リンパの流れが悪いということはどのような状態なのかを見ていきましょう。
一般的に、リンパという一言で表されますが、
簡単に説明すると、
- 身体の中を張り巡らされているリンパ管
- リンパ管の中を流れるのがリンパ液
- 悪い物が身体中に回らないように関所の様な役割をしてくれるリンパ節
で構成されています。
風邪などの疾患で「リンパが腫れる」というのは、リンパ節で病原菌等と戦って腫れているのです。
<流れを良くすることに注目したい6か所のリンパ節>
- 頸部(けいぶ)リンパ節・・・耳から下の首の両脇にあり、肩こり・頭痛・自律神経の乱れ・二重顎を引き起こす
- 鎖骨(さこつ)リンパ節・・・鎖骨のくぼみにあり、肩こり・肌トラブル・倦怠感・老化を引き起こす
- 腋窩(えきか)リンパ節・・・脇の下にあり、肩こり・二の腕のたるみを引き起こす
- 腹部(ふくぶ)リンパ節・・・おへその周りにあり、便秘・生理不順・子宮や卵巣の病気を引き起こす
- 鼠径(そけい)リンパ節・・・太ももの付け根にあり、生理痛・下半身太り・むくみを引き起こす
- 膝窩(しっか)リンパ節・・・膝の後ろにあり、膝の痛み・むくみ・冷え・静脈瘤を引き起こす
この6か所のリンパ節の流れは、健康だけでなく美容面でも大きな役割を担ってくれています。
特に、現代人のほとんどの人の悩みの1つともいえる肩こりは、首・鎖骨・脇の下のリンパの流れを良くしてあげると改善しやすくなります。
毎日のお風呂でリンパ節を流す
6か所のリンパ節をの流れを良くすることは、肩こり軽減にも繋がるので流れを良くしてあげることが大切です。
セルフケアをする際、オイルやクリーム等がついていると滑りが良いです。
しかし、わざわざ、「リンパを流そう!」と意気込んでも3日と続かない事が多いです(笑)
なので、お風呂で身体を洗うついでに一緒に流してしまいましょう!!
泡が滑りを良くしてくれるので、ほんの少しのプラスαで出来るので習慣にしやすいです(^^)/
やり方は、とっても簡単!
げんこつにした手の指の第二関節の山で数回流すだけ!
リンパはツボとは違うのでピンポイントで場所を捉えなくてもOKです(^_-)-☆
特に脇の下の腋窩リンパ節を数回流すと肩回りがスッキリするので、流すという事が分かりやすいと思います。
リンパをしっかり流すには
リンパの流れが悪くなる最大の原因は、
運動不足と冷えと水分不足です。
水分を摂っていても、身体を冷やす冷たい物ばかりで内臓から冷え切ってしまってはリンパも血流も悪くなります。
<手っ取り早く身体の巡りを良くする方法>
- 暖かく利尿作用がない飲み物で水分補給(白湯や暖かい麦茶など)
- ストレッチやラジオ体操をして身体の中から温めて身体のエンジンをかける
- ウォーキングなどの有酸素運動をして筋肉を使って汗をかく
- 先程の6か所のリンパ節を良く動かす
水分補給をして、しっかり肺を使った呼吸をし、筋肉を使って汗をかくのは健康な身体の第一歩と言えます。
特に底冷えする寒い時期には
鼠径リンパ節と膝窩リンパ節の流れが良くなるよう、
スクワットを取り入れたり、階段は一段抜かしで登る等沢山使ってあげてくださいね(^_-)-☆
月に1度、リンパドレナージュの施術を受けるのも身体のメンテナンスにとても良いですよ(^^)/
寒さ本番、でも身体の中はホカホカで居られますように(*^-^*)