先日、自分自身が病院にかかった時に気になる会話を耳にしました。
待合室の横並びの椅子で、私の隣に座っていた男の人2人の会話です。
Aさん「俺、血圧が高いらしくてよ~。でも、全然なんともないのに薬出されて。。。飲まなきゃいけないもんかねぇ。」
Bさん「俺は10年位飲んでるよ。飲んどけば安心だから飲んだ方が良いんだよ」
Aさん「そんなこと言ったって、俺、なんともねーもん。薬なんて要らね~よ~」
Bさん「飲んどけば安心だから飲んどけって~」
他所様の会話を盗み聞きしてしまいました・・・(笑)
血圧が高くても、自分自身がなんともないなら気にしないというAさん。
薬さえ飲んでおけばOKと言っていたBさん。
血圧異常って、そんなに楽観視して大丈夫?と気になり調べてみました。
今日は、ほっとけない高血圧のお話です。
もくじ
血圧の上とか下ってなに?
血圧を測った時に、
「上が○○で、下が○○」
または、最高血圧、最低血圧、という表現をされることが多いですね。
上の血圧(最高血圧)=収縮期血圧
下の血圧(最低血圧)=拡張期血圧
を表します。
では、実際に収縮期や拡張期に身体はどのような状態になっているのかを見ていきましょう(^^)/
そもそも「血圧」ってなに?と聞かれてすぐに答えられる人は少ないかもしれませんね。
私は過去に子供たちに聞かれて、「・・・ん?💦まぁ健康のバローメーターみたいな?」と適当に答えたこともありました(笑)
血圧とは、心臓が収縮したり拡張して全身に血液を流してくれていることによる、血管に掛かる血流の圧です。
<収縮期>
心臓が収縮し、血液が押し出されます。その時に、動脈に血液が流れこみ一番強い圧がかかります。
この時が、収縮期血圧(最大血圧or上の血圧)にあたります。
<拡張期>
収縮した後の心臓は、全身を回った血液がまた心臓に戻ってくるので膨らみます。しかし、血管にかかる圧は一番弱いです。
この時が、拡張期血圧(最低血圧or下の血圧)にあたります。
高血圧と言われる数値の目安
一般的に、上が140、下が90、になると高血圧とされます。
それは病院での測定時での数値であり、自宅で家庭用の血圧計で同じ時間同じ条件で経過を観察する場合には、上が135、下が85で高血圧の可能性が出てきます。
しかし、血圧は1日の中で変動しますし、安静時と活動時では大きく違います。
安静時の血圧を測ることが現状の身体の様子を知る1番の方法と言えますね(^_-)-☆
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高血圧でも気になる症状がなければ放置していい?
健康診断の際に血圧を測った時や別件で病院にかかった時に血圧が高いという事に初めて気が付くという人も少なくありません。
それほど、高血圧の状態でもなにも症状が無いケースが多いのです。
しかし、血圧が高いということは、血管にかかる圧が高いので、心臓疾患や脳疾患のリスクがUPします。
それは、高血圧によって動脈に負担がかかり、動脈硬化を引き起こすからです。それも気付かないうちにそーっと・・・💦
特別な自覚症状がなく、そーっと起きている動脈硬化。サイレントキラーと呼ばれるのはこの為です。
高血圧を指摘された、または自宅の血圧計の測定で自覚したときには、放置するのは危険ですね(-_-;)
高血圧時に現れやすい症状と高血圧を招く原因
<高血圧時に現れやすい症状>
- 頭痛
- めまい
- 鼻血がでる
- 動悸
- 脈が速い
- 吐き気
- 倦怠感
低血圧にも共通する症状もあります。めまいや倦怠感は両方の血圧異常に現れやすいので、血圧を気にかけてみる1つのバロメーターと言えます。
低血圧のお話はこちら👇
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<高血圧を招く事>
- 脂質異常
- 遺伝
- 喫煙
- 運動不足
- 肥満
- 糖尿病
- 過剰なストレス
- 塩分を摂りすぎ
- 動物性脂肪の取りすぎ
- 自律神経の乱れ
万病に共通する内容ばかりですね💦
血縁で高血圧の人が居る場合は、普段の生活から気を付けておき、「いつもと違う」と思った時は病院にかかる方が良いですね!!
私自身、父方の家系が「高血圧、糖尿」の家系なので注意しなければ、と思っています。
・・・が、ついつい大好きなバターたっぷりのビスケットだったり甘い物に手が伸びてしまいます(;^_^A
好きなものを我慢するのはなかなか難しいですね・・・(笑)
血圧を下げる降圧薬さえ飲んでいればOK?
私の周りで、血圧を下げる降圧薬を常に飲んでいる人が増えています。
高血圧の為に、リスクがUPしてしまう動脈硬化や血栓の病気等を防ぐ為の手段です。
私の父もかれこれ20年近く飲んでいるようです。
20年間、随分長い期間です。
これは、降圧薬は血圧を下げるだけで根本的な改善にはならないことがよくわかりますね💦
「降圧薬が必要な状態」というお医者さんの判断から薬を処方して頂いている訳ですが、薬を飲み続ける事の身体への負担を考えると根本的改善に向けた自分自身の努力は必要ですね!!
私の父も、ウォーキングをしてウエイトダウンし、朝晩飲んでいた降圧薬が以前よりは弱い物を1日1度に減ったようです。
しかし、塩分の強いものが大好きな父は、「味がしない」と文句をつけては醤油などを足してしまう。。。
私が、バターたっぷりビスケットや甘いものをやめられないのと同じですかね。。。
食べる事に我慢の出来ない困った親子です。。。(笑)
もうすぐ春はすぐそこです!・・・と信じたい(#^.^#)
季節の変わり目には自律神経が乱れ、血圧異常の症状が出る人が多いので普段から血圧を気にかけてみるのも元気で居られる1つの手段ですね(^^♪